美肌

コンドロイチンの成分と効果

コンドロイチンとはグルコサミノグリカンに結合している成分である。
このグルコサミノグリカンとは軟骨、腱、血管壁など特に結合組織の細胞外スペースの中に含まれる。
その中ではコラーゲン、その他のタンパクがグリコサミノグリカンを主体とするゲル状の細胞間質に浸されている。
グリコサミノグリカンは枝分かれのない多糖でウロン酸とヘキソサミン残基が交互に繋がっている。

グルコサミノグリカンの溶液は粘性と弾力性が高いので粘液上である。
グルコサミノグリカンで特に重要なのはヒアルロン酸(D-グルクロン酸とN-アセチルグルコサミンが交互に繋がっている)であるが、それに並んで重要なのがコンドロイチン硫酸(D-グルクロン酸とN-アセチガラクトサミン4-硫酸)である。
コンドロイチン硫酸には、硫酸の結合する位置により5種類あり、その中で代表的なものとしてはコンドロイチン4硫酸と、コンドロイチン6硫酸である。

特にコンドロイチン4硫酸は加齢に伴い減少すると言われており、このコンドロイチンの減少が膝関節などの痛みを引き起こすのだ。
痛みの軽減、予防の為にもコンドロイチンを摂取した方が良いのだが、食品に含まれるものは微量なため基本的にはサプリメントからの摂取が望ましいとされている。
コンドロイチン硫酸はコラーゲンとともに体内の結合組織を形作っており、組織に保水力や弾力性を与えたり、栄養分の消化吸収や代謝を促すなどの作用がある。

それによって肌の健康維持や若返りに効果を発揮し、また目の角膜や水晶体の透明度の維持、関節の円滑な動き、人体の弾力維持にも役立つとされている
そのほか、カルシウムの代謝に変わって骨の生長を促し、骨粗鬆症を予防する、血中のコレステロールや過酸化脂質の除去に働いて、動脈硬化や高血圧を予防する、細胞の増殖を促進し、精子の数を増やすなど、様々な効果が認められている。
こうしたコンドロイチン硫酸の働きは医薬品としても広く利用されており、日本では腎炎、ネフローゼ症候群、リウマチ、神経痛、腰痛、肩こり、目の疾患、脱毛症、夜尿症などの薬に用いられている。

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